日刊H.T Season 2
のんびり、まったり、更新
ホイラー・グレイシー戦を振り返る佐野巧真

 「PRIDE.2」。1998年開催ですね。自分、会場の観戦に行ったのを覚えていますが、その中でも楽しみにしてたカードがホイラー・グレイシーvs佐野なおき(現在:佐野巧真)でした。高田がヒクソンに敗れた(関連記事)のを始まりにプロレスラーが総合格闘技で勝てない雰囲気で埋め尽くされていた時代というか(苦笑)。佐野(関連記事)に賭けてみたいという思いが自分を観戦へと向かせたんだろうなと思います。賭けてみたいというか勝因がデータ的にかなりあったんですよね。それは体格差。現在のデータになりますがホイラーは69キロ、佐野は現在体重増えているので「SHERDOG」のデータによると91キロですね。約20キロ差・・・これは現代MMAの感覚でいうとあり得ないですよね。言ってしまうと佐野は勝って当たり前ですね。が、結果は完敗。これは見ていて悔しいというか、絶望というか(苦笑)。ショッキングな試合でしたね。見ているプロレスファンの自分がショッキングだったんですから佐野本人としても痛すぎる試合だったと思います。約18年だった今、振り返る佐野のコメントを続きからです。










■体格差でいけるだろう
-「高田さんがヒクソンに負けた後ですけど『体格差もあるしいけるだろう』と」
佐野「うん。そういう思いはありましたね」

■敗因:向こうの土俵(寝技)で上いってやろうと
佐野「自分の意識の問題として、闘いにいってなかった。闘うんじゃなしに、向こうの土俵で、(寝技の)技術で上いってやろうという感覚でいすぎたのが反省点」

■最後はスタミナ切れ
-「それでも30分以上やってましたよね。当時はラウンド制じゃないので」
佐野「だから、最後は極められたというより、疲れてスタミナ切れして首取られた感じだったから。まあ、総合に関しては、もっと早くからできていればなと、正直思いましたね」
   ※「KAMINOGE vol.56」より







 自分のような8、90年代からプロレスを見ていた人間の感覚で言うと「寝技」を向こうの土俵って言っているのが?なんですよね。少し逃げのコメントに聞こえたり。いやいやプロレスラーも寝技得意でしょって。単に寝技に自信がある同士が戦って、やってみたらスキル差があったということなんですよね。その思いが根底にあったからこそ「寝技で上いってやろう」という思考が出てきたと思うし。佐野はケガもあったようですが、体格差を凌駕するほどの実力差があった、それが現実ですね。
 この試合を今みて興味い深いのはルールですね。ラウンド制でないんですよ。30分かけてホイラーが佐野を仕留めてるんです。現在の主流3分5Rルールだとトップギアで常に走り続ける、となると戦略的に幅は狭くなる、という問題点をたまに聞いたりします。体格で劣るホイラーは30分かけて佐野のスタミナを低下させ仕留めてますよね。この試合は現代MMAルールに問題提起できる幅の広さを感じますね。
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テーマ:プロレス - ジャンル:スポーツ

コメント

お久しぶりです。懐かしいですよね。当時は悔しい結果に唖然としました。佐野っていえばカーロスニュートンに秒殺負け思い出しました。試合後ニュートンが簡単に腕取れそうだから最初罠かと思った(笑)ってコメントしてたくらい佐野はグラップリング能力低いんだなと。桜庭と当時トレーニングしてたのにあれほど対策出来てないのは受身の練習とスクワットしかしてなかったんですかね(笑)
[2016/08/20 13:38] URL | 麦わら #- [ 編集 ]


>これは現代MMAの感覚でいうとありえない

ヒクソン関連のスレが立つと「マルコ・ファスから逃げた」と書き込まれる事が多々ありますが、100kg超えのマルコ・ファスと、ミドル級のヒクソンですからね
スポーツ化した近代MMAの感覚からすると有り得ない試合ですよねw

日本は特に格闘技=無差別級のイメージがありましたね
リングス時代の田村選手が階級の細分化を前田サンに求めましたが、前田サンは乗り気じゃなかったですからね
試合を欠場する素振りを見せた事で前田サンも折れ、KOKミドル級GP等が発足しましたね

近代MMAでは絶対に有り得ない話しですが、リングス時代、前田サンが雑誌で語った内容は凄かったですね
田村選手の肉体改造に関する記事ですが、体重増量を求める前田サンがステロイドを奨める発言をしてましたねw
「ロシアに良い薬がある」と、今考えると色々な意味でヤバい発言してましたねw
[2016/08/21 08:10] URL | はな #- [ 編集 ]


麦わらさん。こんばんは!お久しぶりです!懐かしいですね。自分も唖然でしたね。佐野は、いわゆるU系団体所属ということで関節技を売りにしていたとも言えますし、そんな選手が数十キロ軽い選手に負けるなんて驚きでしたね。ニュートン戦ありましたね。佐野自身の弱さもあるとは思うんすが、ルールの違うのあれど、これまでプロレス界がやってきた寝技練習が否定されたような感じでした。やっぱり佐野の根底にはライガーとやったようなスタイルがあったのかもですね。じゃあなんでUに行ったんだってなりますが(笑)
[2016/08/22 17:37] URL | H.T #- [ 編集 ]


はなさん。こんばんは!当時は自分も含めて階級っていう事をあんまり考えなかったというか。やっぱりバーリトゥードという視点で見てたんでしょうね。現在もそのファスの話題を言われる方は最近のMMAをみていない可能性ありますね。

前田はやっぱり昭和の新日本育ちですから、階級へのこだわりが薄かったかも。自身が現役の時はアンドレとか化け物と戦ってきてますし。前田自身も時代と共に考えが変わってきているのがわかりますね。

前田は田村に対し「体重増やせ」って言ってましたよね(笑)。そんな事言ってたんですか!驚き(笑)。いまドーピングで話題のロシアだけに信憑性あるというか。その薬はステロイドでなくプロテイン系であってほしいです(笑)。でも薬って言ってますね(笑)
[2016/08/22 17:56] URL | H.T #- [ 編集 ]


体格差で大丈夫と行っても相手はちゃんと研究しているし、訓練しているんだから。
佐野さんが顔面殴られている顔は衝撃的だったなあ。

佐野さんは2戦ほどして、MMAに見切りをつけてプロレス復帰しましたね。ジュニア王者に成ったりと水を得た魚。
何でUに行ったか?。新日だと裏切り者扱いで、全日はSWSで拒否反応、FMWは自分のファイトスタイルには合わない。Uインターは飛び技は使えないが他は使えるから、そこを選んだのかも?。リングスは日明兄さんが怖いから?。
[2016/09/03 08:01] URL | スライディングD #- [ 編集 ]


スライディングDさん。こんにちは!ショックでしたねえ。佐野の腫れあがる顔。あんだけ体重増やせっていうプロレス社会で生きてきた人間が軽量の選手にやられるっていう。なにか根本的なものが崩れたような印象すら感じました。

言われた事から思ったことは、佐野は消去法でUを選んだってことなんですかねえ。ほんとにしたいことじゃなかったかもですね。佐野はプロレス向きですよね。プロレス向きといえば柴田も総合から新日本に復帰してから光輝いてますね。
[2016/09/03 12:05] URL | H.T #- [ 編集 ]


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