日刊H.T Season 2
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両者ともに勝者 「UFC.196 マクレガーvsディアス」をみた

 今日は日曜日に行われた「UFC.196」(関連記事)の感想でも。石原夜叉坊の勝利、テイトの見事な忍耐からのワンチャンス勝利など語りたいことがあるんですが、時間の都合でメインのみの感想でいきます。メインのコナー・マクレガーvsネイト・ディアスが本当に素晴らしかった。当初はマクレガーがライト級タイトルに挑戦する予定でしたが、ライト級王者が怪我で欠場になり消滅。メイン消滅の危機の中、急遽決まったのがウェルター級タイトルマッチ、コナー・マクレガーvsネイト・ディアスでした。
 WOWOWの解説によると、最初はライト級マッチが浮上してたっぽい。でもネイトが急のオファーで時間がない中、ライト級に落とすのは厳しいと。マクレガーはそこに対応し、だったら俺がウェルター級に上げると。それで合意に至ったようです。これはどっちも男ですよね。急過ぎるオファーを受けたネイト、1階級上のライト級で調整していたのに、2階級上のウェルターで急に試合することになったマクレガー。お互いのプロとしての姿勢が心地よいです。試合内容も良かった。続きからです。










コナー・マクレガー(2R 4:12 チョーク)ネイト・ディアス○

■マクレガーの精神状態
 予想としてはいくらマクレガーが打撃強くて、勢いがあろうとも、相手がボクシングが上手いネイトだとさすがに慎重にいきそうだなと思ってました。でも試合が始まると、いつも通りのイケイケ。体格差、リーチ差もあるだろうにネイトの打撃怖くないのかと・・・・この自信は何なんでしょうね。序盤はマクレガーのプレッシャーにネイトが引き気味でしたね。防御に回るネイトは新鮮過ぎます。これは個人的な推測ですけど、マクレガーってお客さんの事70%、自分のこと30%くらいに考えてそう。プロはこうあるべきなのかもしれないですけど、これってできそうで中々できないですよね。毒を吐くと石井慧はお客さん20%、自分80%くらいに感じます(笑)。コナー・マクレガーっていう選手から大きな人間性・・・見ていて感情揺さぶられます。


■押せ押せのマクレガー、血まみれネイト
 1Rは攻め続けたマクレガーが取ったでしょう。2R始まってもマクレガーは伸びのある左フック、ボディ、アッパーと攻め手が減りません。いつの間にかネイトの顔は出血で真っ赤。その後も被弾が目立つネイトですが、まだ顔を真っ赤にしながらも冷静さを保っているのは伝わってきます。そして、劣性ながらも得意の挑発が始まります。結末を知った今みると、これはネイトの心理作戦だったのかな。マクレガーとしては「倒せそう」と思っていたはずですし、その思いを利用したアグレッシブさ誘発作戦、そこへカウンター狙いみたいな。


■スタミナ消費が見えるマクレガー
 2R中盤になるとマクレガーの口が空き始めます。これに気づいたネイトが「もう攻めは終わりか」と言いたげに挑発。これぞディアス兄弟ですよね。うなずき応じる姿勢をマクレガーは表しますが、さらに口が空き始めてますし動きも若干落ちてきた、ちょっとスタミナが怪しい。攻め疲れかな。


■ディアス兄弟独特のパンチ炸裂で流れ一気に変わる

 少し疲れたマクレガーですが、攻める姿勢は変わらず。しかし、そこにネイトの左パンチがモロにカウンターヒット!完全に動きが一瞬止まり下がり始めるマクレガー。これは効いた・・・。一気にギアをトップに上げ攻めまくるネイト。まだ余力十分でしたね。ディアス兄弟のパンチは不思議な感じしませんか。力が抜けてて軽く振っているかのように見えます。でも威力抜群なんですよね。無駄な力を抜いているというか、そこに5R打ち続けられる秘密がありそう。チャンスとなり挑発がノリノリに(笑)。一気に劣性マクレガー。もう終わったか・・・と思いましたが、マクレガーが再び攻めに。しかし、トップギアのネイトの大反撃を食らい、マクレガーたまらずタックル。これは苦し紛れの組みつきでしょうね。これは良くないですねえ。寝技師ネイトに自らタックルに行くなんて。まあそれをさせるまで追い込める打撃がネイトにはあるんですよね。青木真也とかがこういうことできたら最高だなあ。寝技になってしまえば、ネイトのもの。一気にパウンド、チョークと流れるようにフィニッシュ。完璧な勝利です!


■両者のコメント
‐「世界を震撼させました!どうですか?」
ネイト「サプライズじゃないよ。・・(略)予想していた展開でした。いいパンチをもらいましたが、それは彼が凄かったですね。・・・(略)柔術はいつも僕に味方をしてくれる。ボクシングのコーチたちありがとう。自分は常に勇者、戦士だ。誰とでもいつでもどこでも試合をして見せる。ニック・ディアスありがとう。彼こそ男だ。・・・(略)試合を受けてくれたマクレガーありがとう」

マクレガー「チャンスがあればいけると思って攻めていきました。最初のラウンドは取りましたけど、勝ち負けに関係なくネイトを尊敬しています。彼が試合を受けてくれたことを感謝しています。本当にいい試合ができたと思います。(彼の方が対戦相手として)適格だったと思います。成長できる機会、学びの機会だと思って進んでいきます。男としてチャンピオンとしてまた試合に臨んでいきます」







 ネイト試合後も最高でしたね。勝って当たり前の言動。そしてマクレガーの頭を「よくやったな」とばかりに上からナデナデ(笑)。この人はブレません(笑)。敗者となってしまったマクレガーですが、表情は穏やかに見えました。試合を受けてくれたネイトに感謝ですからね。マクレガーは今回、普段より2階級上での試合でしたが、その思い切った行動の裏には「急きょ試合を受けてくれたネイトへの感謝」があったのかな。口には出さなかったけれどもネイトも階級を上げてきてくれたマクレガーへの感謝はあったと思う。お互いの感謝が作り上げた素晴らしい試合。両者とも勝者にしたい。どっちもかっこよかったです。
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テーマ:格闘技 - ジャンル:スポーツ

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