日刊H.T Season 2
のんびり、まったり、更新
猪木が「猪木アリ状態」を語る

 「Bellator.149」でホイス・グレイシーvsケン・シャムロックが行われました(MMAPLANET)。非常に懐かしいカード。初期の総合格闘技を思い出します。この手のカードをたまに「ベラトール」は用意してきますよね。試合はホイスが勝ったんですが、納得のいかないシャムロックが猛抗議。なんか・・・ホイスvs吉田を思い出した(関連記事)。この試合後の荒れ具合も懐かしい・・・。セミのキンボvsDADA5000も個人的には面白かったな。
 そんな流れで今日は過去の話題で。アントニオ猪木vsモハメド・アリ(関連記事)。この試合で生まれたのがいわゆる「猪木アリ状態」。簡単に言うと立った人間と寝た人間が、そのままの状態で対峙する光景ですかね。この状態はネガティブに取られることが多いですね。試合が膠着気味になりますし、寝ている側が消極的と判断されることが多いかな。当時も寝たままの猪木が非難されたんですよね。でもそこに意味があるんですよね。猪木のコメントを続きからです。








■想定はしていなかった
‐「あれ(猪木vsアリ状態)は前もって想定していたことなんでしょうか?」
猪木「いえ、全然。昔は『柔拳』(明治初期から昭和初期にあった柔道vsボクシングの興行)というのがあったでしょう?あれで柔道家はすぐに寝るんです。柔道家はパンチを受けないため、ボクサーは相手に組まれないためにはどうするか、それぞれ考えて動くとそうなります。ルールは決まってないわけですから」

■猪木vsアリ状態はきつくはなかった
‐「あの体勢をずっと維持するのはきつかったのではないですか?」
猪木「そんなことありませんでしたよ。それだけ身体は鍛えてましたから。ただ、身体はボロボロでしたけどね。」

■アリのパンチを身体が本能的に警戒した結果
猪木「あれは本能的なものだと思います。グローブの中に何かが入っているかどうかもわからなかったですが、これはもらったら危ない、と。タックルを見切られてのパンチは絶対に食えない。・・・(略)本格的にこれは危ないと感じて、理屈ではなく、アリのパンチを食わないためにはこうだって身体が動いたんでしょうね」
  ※「ゴング格闘技 2014年5月号」より







 「柔拳」ですか。猪木の中にボクサーと戦うときは、こうだっていうのが「柔拳」を見てきて自然とインプットされてたんでしょうかねえ。あと猪木側の、パンチに対する異常な警戒心が生んだ状態でしょうね。猪木はよく「アリはグローブに何か入れてたかも」と発言しますが(関連記事)、それは極度の警戒心があるからこそ出てきた発想なのかも。もう、どんなことをしてでもパンチをもらわない!って考えると、猪木アリ状態が結論になっちゃうんでしょうね。ただ、その真っすぐな勝利への執着心はファンには伝わりにくいんですよね。ここがプロの難しさですね。
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テーマ:プロレス - ジャンル:スポーツ

コメント
当時は話題を独占してたから・・・
 力道山以来、プロレスが世間にあれほど注目を浴びた時間は、この一戦以外にないでしょうね。なんとNHKがニュースセンター9時で取り上げたほどでしたから。キャスターの磯村尚徳が妙に用心深い喋りで語ってました。それに、「モハメッド」ではなく「モハメド」でもなく、「ムハマド・アリ」と、くどいほど繰り返していました。今思うと、イスラムという宗教へのピリピリ感がありましたね。
 
 猪木も怒ってましたが、磯村キャスターが試合後の放送で、「NHKが取り上げるまでもない、とんだ茶番試合でした」って公共の、それもNHKで言ってるのに対し、少年だった私も酷いこと言うなぁと憤慨しました。

 そんな猪木も、後年、磯村が東京都知事選に出馬した際に、あのときのコメントに復讐する意味で受かりもしない都知事選に立候補し、大物政治家に出馬を断念するように説得されたけど受け入れず、最後はタニマチの佐川急便のオーナーに自身の借金16億円の肩代わりと引き換えに出馬を断念しました。まさかのタナボタに猪木は欣喜雀躍し、無借金の身になれたのだから、そういう意味では磯村は恩人になるのかも・・・。

 それにしても、アントニオ猪木とか長嶋茂雄のような思考回路の人間って今の時代には生まれないのかなぁ?(そういえば二人は同じ誕生日だったような・・・)

 たとえば、フロイド・メイウェザーに亀田興毅が挑戦しても、世間はどんな反応をするのだろうか? 多分ヤフコメ民に袋叩きにされるのがオチかな(笑)。

 或いは、マニー・パッキャオに亀田大毅が「オンリーラブ」を歌いながら挑戦表明しても、応援するのはTBSくらいでしょう(笑)。

 でも、メイウェザー対興毅とかパッキャオ対大毅なんか文句言いながらも見てみたい気もします(^^)。
[2016/03/02 19:13] URL | トヨノボリ #- [ 編集 ]


トヨノボリさん。こんばんは!返信遅れてすいません。こちらのミスで返信したかと思いこんでいました。すいません。この試合は約40年経過した今でも色あせませんね。当時はムハマドと発音されてたんですね。現在でも少し呼び方が変わることはありますが、言われるようにイスラムの影響を感じますね。

この試合内容は、ちょっと時間を先取りし過ぎたような気はしますね。パッと見、地味ですし、当時のファンの気持ちもわかります。当時のNHK辛口ですね。現在の遠慮気味のメディアが見らなわなければいけない点もあるのかなあ(笑)。

言われる話の経緯を見ていると猪木って運がいいですね。多額な借金をするも、なんだかんだで完済してますし。

猪木と長嶋の共通点は現役引退後も存在感が衰えないですよね。他のいますかねえ。テニスの松岡修造とか(笑)。現役時代よりも光を放ってるような(笑)。

メイウェザーvs亀田が実現したとすると、かなり盛り上がるでしょうけど、「勝てるわけない」という笑いも出てくるでしょうね。でも1976年に猪木がやったことは、そういうことですよね。自分も同じで世間がなんと言おうと一歩踏み出し、パッキャオ、メイウェザーvs亀田兄弟見てみたいです。
[2016/03/12 00:47] URL | H.T #- [ 編集 ]


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