日刊H.T Season 2
のんびり、まったり、更新
谷津嘉章「・・・ジャンボ(鶴田)は協調性ゼロ・・・」

 今日は雨か。せっかくの休日なんだけど家で大人しくしてようかな。部屋の掃除しようかな・・めんどくせえな笑。ということで珍しく集中して週プロ読んでます。いつも面白い週プロだけど、今週号は特に面白いです。いつもコメントくださるエクスプロイダーさんに教えてもらった「天龍×森嶋 対談」も面白い!あとジャンボ鶴田特集も最高!当ブログは、結構ジャンボ最強論的な記事(関連記事123)をアップしてきてるので、これは無視するわけにはいかないっす。その中で特に興味深かったのが鶴田と五輪コンビを結成していた谷津嘉章(関連記事)のインタビューですね。自分の知らなかった鶴田の意外な一面とかも見えてきて興味深かったです。一部を続きにアップしときます。






■藤波、木村とは重みが違う
谷津「・・・長州さんも同じこと感じたと思うけど、懐が深いんだよ。ジャンボも天龍もデカいし。動きは我々の方が速いんだけど、一発の波動がすごいんだよ、波動が。新日本のガイジン並みの波動で。新日本で維新軍を作った頃の相手っていったら藤波、木村とか、しょせんあの連中はジュニア出なんだよね。だから重みが違う・・・」


■ジャンボと噛み合うのは大変
谷津「たとえば30分フルタイムやったとしても、向こうに比べて我々は200パーセントくらい動いてるんですよ(苦笑)・・・ジャンボの第一印象は懐が深い、一発一発が重い。で、動かない(苦笑)。これはえらいとこ来ちゃったなって。俺も長州さんも言わなかったけど内心思ってましたよ。・・・とにかくスタミナがあったよね。相手とやってるんだけど、相手に合わせない。気がついたら相手がジャンボに合わせてる感じで。・・・彼に合わせるとメチャクチャ重いんだよ。彼にとってはいいかもしんないけど、我々は大変だった。そのいい例としていつも出てきちやうけど、ジャンボと長州さんが大阪城ホール(85年11.4ジャパン主催興行)でやったじゃん、フルタイム。あのとき、長州さんケガしちやって、後半、動けなくなっちやったじゃん」


■究極のマイペース、協調性ゼロ
谷津「・・・初めてそういうジャンボ(※)を出して『ジャンボって本当に強いんだ』って光らせたのは我々なんだよ。・・・あれで彼は光ったんですよ。逆にいえばジャンボは協調性ゼロってことだけど(笑)。・・・自分を出してるだけなんだから。そういう意味ではまだ天龍-長州の方がかみ合ったよね」
 (※)ここは深いですね。谷津たちからしてみたら、強いんだけど動かず自分を貫き通すジャンボ鶴田。言ってみれば試合を成立しにくいプロレスラー。試行錯誤の中かみ合うようになってきたけど、それは谷津たちが動き回らなければならなかったんですね。スタミナ消費も大きい上、ジャンボの重い攻撃も受けなければならない。一方のジャンボはスタミナがある上に、動かない低燃費スタイルっていうんですか。確かに大変かもね。その難題もクリアーした上でジャンボの強さを見る側に伝えたという自負が感じられますね。


■鶴田と天龍は対極
谷津「俺は(協調性がなくマイペースな)ジャンボ的なところもあったけど、SWSが分離した頃は若い連中を面倒みてたから、(協調性あって面倒見の良い)天龍みたいに。高野とか仲野とかさ。だから俺は全部中間なんだよ。極端じゃなかった。まあ、中間はダメだよ。中間は社会的にみればパーフェクトなんだけど、この業界でみればいちばんダメ。イエスかノーの個性しかいないんだよ、プロレス界は。中間の個性は存在しないから。タレントも同じだと思うけど。たとえば鶴田、天龍、藤波、長州、谷津の5人を並べますよ。マイペースが右だとするとジャンボがいちばん右。次が藤波、真ん中が谷津。次に長州、いちばん左が天龍、これがわかりやすいでしょ?それだけジャンボと天龍っていうのは端と端だから、それはパワーをもってたんだよ」
 ※週刊プロレスより引用




 

 なるほどねえ。こんな話を聞くと長州がジャンボ戦を振り返った言葉「結果的には60分引き分けだけど体力的には絶対俺が疲れてるね」(関連記事)に凄い深い意味が隠されているような気がしてくるね。天龍と鶴田が対極というのも面白い。的を得た言葉のような気もするね。こことカブキの主張も上手いことリンクしてくるのかもしれないね(関連記事)。
 一言で大げさに言うとジャンボ鶴田は自分が光ることに重点を置きすぎたプロレスラーってことか。なんが嫌な感じもするけど、結局歴史の名が残ってるわけだから、ジャンボの貫きは正解だったとしか言えないと思うな。そういえば藤波がジャンボ戦を熱望して結局実現しなかったけど、こんな話を聞くと余計に見てみたくなってきたなあ。前田日明とあれだけ凄い作品を構築した藤波ならジャンボ相手に凄い作品を作れたかも!しれないですよね。深いねプロレス。 
スポンサーサイト

テーマ:プロレス - ジャンル:スポーツ

コメント
こんばんは
YouTubeに、鶴田が解説を加えた長州との試合の動画があります。それによると、ロープグレイクの離れ際、長州が一発殴ってきても、次のブレイク時に自分はやり返さない。また、自分がリングの中央に立って、長州がその周囲を回るように仕向けた。それらを観た観客は、自分(鶴田)の方が格上で強いという印象を持つから、ということを語っていました。

アメトーークで、博多華丸が「長州戦で最後、時間切れ直前に逆エビ固めをしたところが、鶴田のうっかりしたところ」と言っていましたが、私は逆に、試合終了のゴングが鳴った時、攻める鶴田と劣勢の長州という状況を作って、観客に鶴田強しの印象を与えようとしたのだと思っています。

谷津が言っていることにも頷けるところがありますね。
[2010/05/23 23:26] URL | lunaleclipse #- [ 編集 ]


谷津選手が言う「藤波、木村とか、しょせんあの連中はジュニア~」 
分ってはいる事なんだけど、現場の人間の言う事に改めて実感する。
そして「ジャンボは協調性ゼロ」
これも凄い納得。
だってジャンボは馬場の後継者として一人だけ桁違いの給料もらってた。
知らず知らずの内に協調性を感じる事が無くなって行ったんだろうな、と思う。
言っちゃ何だが「オレ様」的思考(エゴという意味合いとはチョッと違う)になって行ったんだろうな。
マスカラスはエゴイストだったと聞く。
そう考えると別の意味でマスカラス対ジャンボ鶴田、ってのは面白いカードだったんだな。
[2010/05/24 00:08] URL | そりぶち たかし #- [ 編集 ]


藤波、木村とは重みが違う・・・か、でも実力的には藤波社長の方が谷津選手より上に見えるけど・・・。

鶴田×長州で印象に残ってるのは、「長州、リキラリアットを敢行する」→「ジャンボ、カウンターエルボーで返そうする」→「長州、エルボーをくぐって避ける」→「長州、再びリキラリアット敢行」→「鶴田、リキラリアットにジャンボラリアットで相打ちで返す」→「鶴田、痙攣、長州、悶絶」ですか。

鶴田のマイペース且つ、天龍との対極の話で、天龍選手はプロレスラーはいつも「見られる仕事」として、プライベートでも「天龍」を演じ続けて、谷津選手の言ってた、若手の面倒もしてたのですが、逆に鶴田さんは若手と食事しても無理に奢る事も無く、コンビニの袋を抱えながら宿泊宿へ戻るなど、プライベートではジャンボ鶴田では無くて、鶴田友美として過ごした。この使い分けは外国人選手に対しても同様であったため、テリー・ファンクさんが最初の引退前後に「馬場の次のボスは鶴田じゃない天龍だ」と断言してました。
まあ、天龍選手は全日では無くて、「SWS」と「WAR」のボスに成りましたが。

でも、この谷津選手のインタビューを読むと、谷津選手が俺はこの業界ではまともだぜ。と
言ってるような・・・・?。気のせいか。

さて、「ラッシャー木村」さんがお亡くなりなりましたね。
去年末から、何人ものの往年の名レスラーの訃報が多いですな。

僕より一世代上の方だと、「国際プロレス」の中期から末期のエース、「金網デスマッチの鬼」のイメージでしょうか。
僕ぐらいの世代だと「こんばんわ」はじめ、数多の「マイクパフォーマンス」や馬場さんとの
義兄弟タッグや「ファミリー軍団」でしょうか。
数週間前に「YOUTUBE」で89年の「世界最強タッグリーグ」、札幌での「義兄弟タッグ」VS「龍艦砲」の公式戦(天龍選手が馬場さんから初フォールを奪った試合)での、天龍選手の奇襲を受けてしまい、失神した馬場さんが回復するまで、孤軍奮闘した木村さんは印象深かったですね。

前日にはノアで同じ国際プロレス出身だった、「マイティ井上」さんのレフリー引退興行だったのですがね。
ご冥福をお祈りします。




[2010/05/24 23:06] URL | エクスプロイダー #- [ 編集 ]


lunaleclipseさん。こんばんは!その動画面白そうですね!じっくりチェックしたいです!それを聞くと、谷津の主張も正しいんだけど、鶴田はそれに気がついた上で、自分を上手く売っていたということかもしれないですね。いや~ジャンボは頭キレますね!

アメトーークのありましたね。確かに頭のキレる鶴田がいたとして、多分lunaleclipseの言われる予想が正しいような気がしてきます。自分を強く見せよう見せようという事を考えるのは周りが思っているより上手い!という気がしてきてならないです。
[2010/05/24 23:33] URL | H.T #- [ 編集 ]


そりぶち たかしさん。こんばんは!新日本vsWARの時も感じたんですけど、全日本系の選手は大きくて一撃が重い選手多いんですよね。新日本はテクニックっていう印象の選手が多いかもです。

給料面の話を考えると、リアルエリートですねえ。自分がトップ、自分が目立つ方法を考えまくる選手だったのかもしれないですね。

マスカラス対ジャンボ鶴田、見たことなかったので動画チェックしました笑。3本目のフィニッシュが考えようによっては深いですね。鶴田の隠された協調性0が炸裂したような。考えすぎかもですが笑。
[2010/05/24 23:57] URL | H.T #- [ 編集 ]


エクスプロイダーさん。こんばんは!プロレスに関しては自分もドラゴンが上だと思います。藤波は素晴らしいですよね。

鶴田×長州は、長州らが言うようにスローリーな印象が強いんですよ。それを鶴田ペースというんでしょうね。そんな攻防ありましたっけ・・・なんとなくラリアットのとことか覚えてます笑。またチェックしてみたくなりました!

テリー・ファンクのコメントは興味深いです。鶴田は上にたってまとめるというタイプではなさそうですね。天龍のように団体を立ち上げるとか・・・しなそうな感じもしますね。


それはあるかもですね。谷津は、「俺は一般人として俺はまともだけど、プロレス界では個性が足りないんだ」って言っているようですね笑。

ラッシャー木村残念です。自分もマイクのラッシャーという感じです。マイクで楽しませてくれましたよね。その試合は見たことないです。意外かもしれないですが笑、その頃は新日本一筋だったんですよ。見てみようと思います!

マイティも会場でやたら盛り上がる選手でした。サマーソルトが何故あんなに盛り上がるのか謎でした笑。良いレスラーでしたよね!
[2010/05/25 00:24] URL | H.T #- [ 編集 ]

吉村道明を思い出しました
 若い人が顔さえも知らないと思いますが、タッグマッチは、やっぱり吉村さんが飛び抜けて素晴らしかった・・・と、猪木も馬場も、それだけは共通してました。
 私も小学校低学年の頃、血まみれにされながら、最後は回転エビ固めで勝つ吉村さんを何度も見ました。なんか猿のような顔が印象的で、脇役に徹してましたね。カール・ゴッチの原爆固め被害の第一号で、そればかりクローズアップされてますが、あの試合は、二本目を吉村さん取り、結局は引き分けで終わってたのに、さも負けたような扱いをされてます。

 相撲(学生横綱)出身の割にはあんこ型の体形でもないし、動ける脇役でしたね。力道山時代から徹底して脇役を演じて、パートナーを光らせ続けたのは立派でした。あの柔道日本一の坂口でさえ、猪木を光らせ続けたことで、後の新日本の隆盛があることを考えた場合、やっぱりプロレスって頂点だけが異様に輝くシステムの方がいいのかも知れませんが、俺が俺がの世界ですから難しいのかも知れません。

 谷津は自力はあったのかも知れませんが、一言多いのが欠点です。それも辞めた後に言う、後だしジャンケンは駄目ですよ。これは前田にも共通する欠点ですが、リタイアした後にどうのこうの言うのはみっともない! プライド全盛の頃も谷津は、「出たら勝つ自信がある」と言ってましたが、絶対に無理ですよ。一旦リタイアして、年数も経ったら無理です。私もバレーボールやってましたが、辞めてから後輩を見てると、「なんじゃあれは。俺の方が出来る」って思ってましたが、いざやってみると全く体が動きませんでした。

 吉村道明って偉いのは、引退してから業界のことを全く語らなかったことです。近大相撲部のコーチや顧問をしており、心無い記者が偶に訪ねて当時のことを聞き出そうとしたそうですが口が重く、喋らなかった。やっぱり大人ですね。前田が若いレスラーをコトナって詰ってましたが、私はあまりいい気持ちはしませんでした。はっきり言うと、『お前が一番コトナやないか』って思っていたほどです。その点だけに関しては、高田や船木の方が余計な一言はないし、師匠・猪木を扱き下ろしたりしない前田よりも大人かも知れません。私が前田は結構ファンですが、彼の一番嫌いな性格で、自分は他人のことをケチョンケチョンに貶すのに自分が少しでも言われたら烈火の如く怒る・・・あの性格は・・・でも、もうトシだし、みんなそんな彼の性格が好きという人も多いので治らないでしょうね。。。
[2014/06/11 00:02] URL | トヨノボリ #HfMzn2gY [ 編集 ]


トヨノボリさん。こんにちは!返信遅れて申し訳ありません。プロレスって自己主張の強い人間の集まりだと思いますが、そんな中、相手を光らすことに巧みな人間がいたことを忘れてはいけないですよね。

相撲でもたまに身体小さめで軽快な動きをする力士がいますが、吉村はそのタイプだったんでしょうかねえ。脇役はファンから理解されない、評価されない可能性もあると思いますが、レスラー同士では必ず評価ありますよね。貴重な存在ですよね。

谷津は確かに一言多いですよね(笑)。プライドは実際に参戦したんですが、打撃ができないので勝てませんでした。つい最近サッカーの釜本がザックジャパンの選手を一刀両断してましたが、それも似たような要素ありそうです。

吉村は立派ですね。周囲からも慕われていたでしょうね。前田は確かに良くないですよね。でもそれが個性となってファンにインパクトを与えてしまうのがプロレスの特殊なところですよね。そういう意味では前田はプロレス向きかもしれません。
前田は最近、雑誌で好きなAV女優と対談してましたが、見たことのないような笑顔してました(笑)。
[2014/06/16 13:04] URL | H.T #- [ 編集 ]


コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


トラックバック
トラックバック URL
http://hidehide7755.blog27.fc2.com/tb.php/1798-782ece70
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

blog rink up



独り言



お世話になっているブログ



★★おすすめ★★





Comments+Trackback

Comments<>+-
Trackback <> + -



ありがとうございます!



最新の記事



カテゴリなど



RSSフィード