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PRIDEを懐かしむ.13 寝技師同士の名勝負 ジョシュvsノゲイラ  【2人の勇気】
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 かなり前にアップした『PRIDEを懐かしむ.11 寝技師同士の名勝負 ジョシュvsノゲイラ 【寝技では負けられない】』の続きですね。この試合は寝技を得意とする選手同士の名勝負として語り継がれてます。自分もこの試合大好きですね。前記事にも書きましたが「最近のMMAは同じ寝技スタイルでやだなあ。自分の信じた技術を貫いているジョシュが寝技で最高の評価をされてるノゲイラ(関連記事)を翻弄すれば、周囲に影響を与えMMAの寝技が個性が出てきたりして」という自分の勝手な願望を叶えてくれたというか。ジョシュ・バーネット最高でしたね。かっこよかったです。だてにファイヤープロレスリング好きじゃないな笑(関連記事)。では試合を振り返ります。続きからです。






■ノゲイラはスタンド勝負狙い、ジョシュはグラウンド勝負狙いか

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 試合開始直後を、振り返ってじ~くり見ると、ジョシュは打撃を打ちながら近づき組みつく(画像左)、そしてテイクダウンを狙うムーブを見せます。ノゲイラは組み付いてくるジョシュを打撃で応戦(画像右)しつつテイクダウンされないように離れるといった感じに見えます。ノゲイラは、やはりジョシュの寝技を警戒してるんでしょうね。スタンドでのボクシングを得意としているようですし、立ってジョシュを攻略するというプランかな。わざわざ寝技の強いジョシュ相手にグラウンドにいく必要はないと。ジョシュはテイクダウン狙い。寝技で最高の評価のノゲイラに寝技で挑むと。これは「どっちの寝技が強いの?」というファン目線を喜ばせるプランと言えますね。あるいは、単に寝技に自信があっただけか。ジョシュの中には両方の気持ちがあっての行動かもね。


■ノゲイラダウン!試合は待望の寝技勝負に

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 ジョシュが何度か組み付きますが、ノゲイラが激しい差し合い(画像上段左、右)の末にテイクダウン出来ずという展開が繰り返されます。高阪は「ノゲイラが上手い」と評価してましたね。さすがはノゲイラですねえ。しかし、ジョシュにチャンスが。差し合いの離れ際に放った左、右のパンチが完璧ヒット(画像下段左)!ノゲイラダウン。すかさず上に乗るジョシュ(画像下段右)。差し合いでテイクダウンできないなら、殴って倒せと。上手いこといきましたねえ。これで試合は待望の寝技勝負へと移行していきます。自分、会場で観てましたが、ここから雰囲気変わりましたね。「どっちが寝技強いのか?」と観る側の集中力が増すというか。



■ガードをパスしても、戻される
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 上に乗るジョシュですが、ノゲイラはガードポジション。皆さん知っての通りノゲイラは下から極めれる選手、つまりノゲイラのガードポジションは危険ですね。ジョシュはパスガードしなければならない。ジョシュは距離を取ってパンチを打ちつつパスガードというのかな(画像上段左)。パンチは当たりノゲイラはハーフガードに(画像下段左)。左足の踏み込み位置が良い感じに見える(画像上段右)。これ上手いですね。でもでも、いつの間にかノゲイラはハーフになったガードを修正(画像下段右)。う~ん、これは競技経験のない自分にはわからない笑。ノゲイラが上手い、強いとしか言えないよ~



■ノゲイラの気持ちに変化があったのかも

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 アグレッシブなジョシュ。またもパンチを打ちながらのパスガード。しかしノゲイラ読んでいた。ジョシュの股下に潜りこむように右足を持つ(画像上段左)。バランスを崩すジョシュ(画像上段右)。ノゲイラが上を取り返す、みるみるうちにジョシュのガードを潜り抜けサイドポジションを奪います(画像下段左)。そしてヒザ蹴りを放った瞬間、ジョシュが仕掛けハーフガードを取り戻す。会場どよめく。ノゲイラ、パンチを打ちながらマウントポジションを狙うがジョシュが仕掛けバランス崩す(画像下段右)。ジョシュが立ち上がります。上手いね。これ相手の攻撃に合わせたカウンターとでも言っとくか。人間が動作を仕掛ける時は、当然身体動かしますからバランス崩しやすいですよね。そのタイミングをついたグラウンド状態のカウンターと言うか、ハイレベルな2人だけあって、この試合で多く見られます。つまりグラウンドでの攻守の入れ替えが頻繁に起きるんですね。これ言い換えればお互いが「寝技は俺の方が上手い。極めてやる」と攻め合ってるということでしょうね。勝手な推測だけど、この辺りからジョシュの寝技勝負の気持ちが伝わりノゲイラの気持ちに変化があったんじゃないかなあ。勝ち方の執着心が勝敗の執着心を上回ったというか。寝技同士の戦いとしては最高の展開だよ。



■ゴッチ式フロントネックロック
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 ジョシュに立ち上がられたノゲイラは、すぐにタックル(画像上段左)。ノゲイラの首を掴んだジョシュはフロントチョーク。そして捻り上げるように絞めます(画像上段右、下段左)。ジョシュは「ゴッチ(関連記事)式フロントスリーパーあるいはネックロック」と呼ぶようです。過去記事にもアップしましたが、この変形技はイギリスのウィガン地方に古来から伝わる技「クロヴィット」の可能性あると思います。これはノゲイラからすると未知の技だと思う、一瞬極まってたんじゃないかなあ。よく逃れたよね。


■足関節
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 次にテイクダウンを仕掛けたのはノゲイラ。しかし、ジョシュは足を取ります。ジョシュのコメントによると「アンクル(画像上段右)→ヒール(画像下段左)→アキレス(画像下段右)と仕掛けたけど、ポジションが悪くて極まらなかった」とのこと。でも、この手の攻防はホント減っていたので、嬉しかった。古くからのファンはリングスで行われたヴォルグ・ハンvsアンドレ・コピィロフを思い出したんじゃないかなあ。



■ジョシュ最大のピンチ

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 足関節を何とか回避したノゲイラ。寝技師として、ちょっとプライドを傷つけられたか、寝技ですぐに反撃。動きが更に良くなったような。ジョシュはマウントを取られてしまいます。ノゲイラにマウントを取られる(画像上段左)・・・これは大ピンチですよね。しばらく殴り1R終了間際に腕十字へ移行。ジョシュは腕をロックして堪える(画像上段右)。もこれは誰もが無理、ジョシュ負けたと思ったでしょうね。自分も思いました。しかし、ジョシュは足を上げたり下げたり(画像下段左)、ブランコのように反動をつけ身体を起こし、腕を抜き、一気に攻撃側に(画像下段右)。こんな腕十字の外し方あるんだ。凄いですね!会場も大盛り上がりです!大歓声のまま1R終了です。高田延彦大興奮ですねえ。


■2Rも激しく入れ替わる攻守
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 ここから2Rですね。ノゲイラは片足タックル。しかし、ジョシュはタックルを切り上を取るもノゲイラのガードが固く中々パスできない。1Rと同じように距離を取ってパンチ打ちながらパスしようとするも、ノゲイラが絶妙なタイミングで足元を掴み(画像左)ジョシュ倒れる。ノゲイラ上を取り返し、みるみる内にマウントを奪います(画像右)。結構簡単にマウント許してしまうジョシュが気にはなるんですが、すぐさまブリッジでノゲイラのマウントを返すんですね(画像下段左→右)。結局返せるから良いのか笑。キャッチレスリングにおいては、柔術ほど「パスされマウントを許す」という事はネガティブではないのかなあ?!解説の高阪は「(首をかしげながら)ジョシュは簡単にマウントを返しているように見えるけど、普通は返せるものじゃない。相手がバランスを崩した絶妙のタイミングで仕掛けているんだと思います」と絶賛。


■動きが止まらない

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 試合は残り約1分。とにかく攻めあう2人が見られます。上になったジョシュですが、ノゲイラはスルスルと身体を移動させ(画像上段左)バックを奪います。そして、後ろから・・チョーク狙いだろうか(画像上段右)。それを回避し再び上を取ったジョシュ。アームロックを仕掛けます(画像下段左)。ノゲイラ必死で極めさせない。ジョシュは膝十字へ移行。懐かしい言葉で言うならば関節パズルですねえ(画像下段右)。止まらない攻防に会場盛り上がります。


■惜しかった膝十字
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 ジョシュの膝十字に対し、足をクロスにロックしつつジョシュの身体に掴み防御するノゲイラ(画像上段左)。ジョシュは顔面のパンチを入れ膝十字の完成を目指しているようです。パンチを入れるジョシュのカウンターをつきたかったのか、ノゲイラは自ら足のロックを外す・・・おそらく上を取りたかったのかなあ・・・しかし取れず。空いてしまった足。ジョシュの膝十字が完成形に(画像上段右)。足が伸びる・・(画像下段左)。伸びてる・・(画像下段右)。高阪「これ完璧に入ってますよ」・・柔術マジシャンがタップしてしまうのか・・と思ったところで試合終了。もう少し時間があったらどうなっていたんだろう・・・


○ジョシュ・バーネット(判定 2-1)ノゲイラ・ホドリゴ・ノゲイラ

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 判定はジョシュ!ジョシュの頑張りは十分会場に伝わっているようで、判定時の歓声が大きかったですね。ノゲイラは相当悔しそう。得意とする寝技で判定負けしたんですからね。素晴らしい試合でした。寝技で評価されてる人間同士の寝技勝負試合になると負けた方のリスクが大きいと思うんですよね。守りに入りたい気持ちもあったと思う。でも2人は最高の寝技の攻防を見せてくれました。勇気を感じましたね。2人から。

PRIDEを懐かしむ.12 引退表明したヒクソン・グレイシー 【誰も勝てなかった】はこちら
PRIDEを懐かしむ.14 吉田秀彦プロデビュー戦 【柔道vs柔術】はこちら
 ※画像、コメントはPRIDEPPVより引用
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テーマ:格闘技 - ジャンル:スポーツ

コメント

惜しかった膝十字
当時極まっているかいないかで激論になった膝十字ですが、
8:50 / 9:27 辺りで左足の具合を確かめるような仕草が映っています。

動画は、8:40 / 9:27 から始まります。
http://www.youtube.com/watch?v=r0JaU-qKHPk#t=8m40s
ジョシュ・バーネットvsノゲイラ 2/2 【Josh Barnett vs Nogueira】
[2010/02/11 20:56] URL | Samurai #ReOT891Y [ 編集 ]


ジョシュは好きな格闘家(プロレスラー)です。プロレスゲームの「キング・オブ・コロシアムⅡ」では、「佐野巧真」選手と並んでよくプレイしてました。
改めて見ると、ジョシュの寝技のテクニックは、ノゲイラにも負けないのだなあと思います。
かと思えば、「IGF」では、「ラリアット」や「ライガーボム」を使ったりと柔軟性が有るのだなあと感じます。
また、「キャプチュードバスター」を誰かにかましてくれないかなあ?。

ジョシュのオタクっぷりは今でも変わらないのでしょうか?。もっとも、「萌え」ではなくて「燃え」ですが。
[2010/02/11 22:35] URL | エクスプロイダー #- [ 編集 ]


Samuraiさん。こんばんは!いつも動画ありがとうございます!確かに気にしてますね。あとノゲイラは微妙に足引きつってますよね。自分は、かなり極まっていたんじゃないかなあと見てます。痛がる素振りを見せないノゲイラの意地を感じますね。
[2010/02/12 01:54] URL | H.T #- [ 編集 ]


エクスプロイダーさん。こんばんは!自分も好きです。キング・オブ・コロシアムも面白いゲームですよね。佐野使いですか!自分U系で蹴りまくってたような笑。

ジョシュの寝技は相当だと思いますよ。知識もマニアック過ぎて・・・知らない技をいっぱい知っていそうです。プロレスは正直イマイチだなと思う時ありますが、愛する気持ちが伝わってきますよね。キャプチュードバスター!U系を愛するジョシュらしい技ですよね。

たぶん一生オタクだと思いますよ笑。確かに燃えの方ですね笑。その個性がまた魅力ですよね。
[2010/02/12 02:01] URL | H.T #- [ 編集 ]


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