日刊H.T Season 2
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高田延彦の良いお話
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 久々に「PRIDE 男祭り 2005」(関連記事12)を見ました。良い時代ですよね。人に向かって「お前は男だ!」と言う人間といえば高田延彦(関連記事12)ですが、そんな高田は男なのかと笑。鈴木みのるの本「風になれ」に若き日の高田の良いお話がありました。続きからです。





★高田延彦の良いお話 その1
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→1989年に開催したUWFの東京ドーム興行「U-COSMOS」。カード決定会議において「(クリス・ドールマン、ウィリー・ウィリヘルム、デュアン・カズラスキー、モーリス・スミス、チャンプア・ゲッソンリット、ディック・フライらと)やりたいと名乗りを挙げた奴からカードを決めていくから、そういう気持ちを見せてくれ」との話があったようです。その話に手を挙げた鈴木みのる。レスリング出身の鈴木みのるは「(同じ組技系のトップである)カズラスキー(レスリング銀メダリスト)かドールマン(サンボチャンピオン)とやりたい」と希望を出します。しかし、決められたカードに鈴木の希望は全然反映されず、チャンプア・ゲッソンリットとの対戦を提案されるんですね。若き鈴木には当然不満が・・・鈴木の記憶するやりとりを下記にアップします。

鈴木「すいません。この間、社長に(カズラスキーかドールマンと)やりたいって言ったんですけど」
前田「は?お前、チャンプアの相手ダメか?」
鈴木「いや。ダメとかそう言うのじゃなくて、誰とやりたいかって聞かれたからカズラスキーかドールマンとやりたいって言っただけであって、これじゃダメとか言ってるんじゃないんですけど」
前田「屁理屈言うな!お前はただムエタイのやつとやるのビビッてるだけじゃねえか!!」
鈴木「やりたい奴は手を挙げろ、若手の意思は尊重するって言われて手を挙げた僕の気持ちはどこへいくんですか?」
前田「だから、ここ(チャンプア)空けてんじゃねえか!」
鈴木「だったら、その先を説明して欲しいです」
前田「説明なんかいらんやろ?」
鈴木「じゃあ、最初からそういう会話するなよ!・・・最初っからカード決まってるんじゃないですか。嘘だったんじゃないですか」
----藤原喜明が間に入り、鈴木を説教。そこにカズラスキーとの対戦が決まっていた高田延彦入る----
高田「じゃあ俺はいいですよ。若いヤツがこんなにやりたいって言ってんだったら、鈴木にカズラスキーとやらせたら良いじゃないですか?僕は出なくても良いですよ。俺は他の若い連中とやってもいいですから」





★高田延彦の良いお話 その2
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→揉め事は結論の出ないまま、とりあえず落ち着きます。その後、モーリス・スミスとの対戦が決定していた船木誠勝が怪我。鈴木にモーリス・スミス戦を提案されます。しかし、上記の揉め事に納得していない若き鈴木は、またまた素直に受け入れられないんですね。

会社関係者「モーリス・スミスとやってくれ」
鈴木「嫌です」
----再び救世主?!高田延彦が現れる----
高田「じゃあ。オレと鈴木のカード入れ替えればいいじゃないですか。俺がモーリス・スミスとやってもいいですよ」
鈴木「(そんな高田を見つつ、自分は打撃系のチャンプア、スミスをビビッてるんじゃないかと自問自答し始め・・・)すいません。僕がモーリス・スミスとやります。やらせてください!」




★鈴木が当時の高田を振り返る
鈴木「高田さんの背中に天使の羽が見えましたね。・・・(自分の意見を)尊重してくれたんだと思う。たぶん」

鈴木「高田さんには凄い可愛がられてた記憶がありますよ。それからよく一緒に飲んでたし、誘ってくれたし」

鈴木「自分に目をかけてくれるというか、そういうことしてくれましたね。でもそこで『だけどなあ』って、前田、高田、藤原と3人で軽くケンカになるんですよ。『高田が代わってもいいって、言ってるんだから、それでいいじゃねえか!』ってのが藤原さんの意見で」、高田さんは『俺が代わるって言ってんだから、これで丸く収まるでしょ』、前田さんは『今回どうしても勝ち越さなければUWFは続いていかない』と」





 なかなか後輩思いの男 高田先輩ですね。高田vsスミス・・・見たかったなあ笑。
 ※画像、コメントはPRIDEPPV、「風になれ」より転載、引用
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テーマ:プロレス - ジャンル:スポーツ

コメント
なんでだろう・・・
最初は高田さんの良い話なんだけど、何度か読むと、日明兄さんの理不尽な押し付けに遭う鈴木選手の不憫な話に見えてくる・・・。
よほど、打撃系選手が苦手だったのでしょうか。「藤原組」の東京ドーム大会の相手も
アマレスの選手だったし、そう考えると鈴木選手は「MMA」より「プロレス」向きだったのでしょうね。
でも、スミスと闘った結果、「藤原組」、「パンクラス」まで因縁(アングルみたいな物)が続く訳で。

H.Tさんが「高田VSスミス」が見たかったと書いてましたが、実は実現していたのです。
以下「ウィキ」のモーリス・スミスの項を参考。
高田さんがスミスと「対戦したい」と発言した事を受けて、「全日本キックボクシング連盟」が高田さんに事前に何の交渉もしないまま、スミスとのカードを発表。
当然、そんな事が起きてるとは露知らずな訳で、当然試合当日来るわけも無く、来なかったと言う事で、「試合放棄」されたそうです。
後に高田さんがこの事を知ったかどうか解りませんが、憤慨物でしょうね。
と言うか、交渉しろや!。
もっとも、このカード見たさに来た観客はお気の毒。

  
[2010/02/03 23:16] URL | エクスプロイダー #- [ 編集 ]

高田の人柄
OBや古株の関係者からは総じて辛口評価の高田ですが、
後輩達から出てくる高田論はみんな良好ですね。
そこに答えがあると思います。

でも当時の鈴木はワガママですね(笑)。そこが魅力でもあったんですけど。
武道館で高田vs鈴木やった試合後に敗者の鈴木がサッサと引き上げて、
高田が「ざまぁみろ」とコメントしたのが、懐かしいです。
[2010/02/04 01:17] URL | 紫レガ #- [ 編集 ]


こんにちは!
高田は男の中の男の中の男だと思いますよ(笑
まぁでも新生Uの頃を考えると、スミスとやっても勝てたか・・・不安ではありますよね(汗
チャンプアも結果として安生が最適でしたしね
マッチメーク的には問題なかったように思えますよね
パンクラスでスミスと鈴木の件も含めると・・・。
そろそろ本当に格闘技方面で活躍してもらわないと困りますよね~~
[2010/02/04 14:41] URL | F #- [ 編集 ]


エクスプロイダーさん。こんばんは!言われるように視点を変えると違った話にも見えるエピソードですよね。そうですね。鈴木はやっぱりプロレス向きですよね。今の生き生きしてる姿を見ても感じます。まあ格闘技路線も無駄にはなっていないですよね。

そんなことあったんですか!普通発表までしたのなら、高田に教えますよね笑。勇気があるんだったらキックのリングに来い!みたいな感じだったのかなあ。ホントお客さんは被害者ですね。暴動とかおきなかったのか・・・すごいエピソードですね!
[2010/02/04 18:59] URL | H.T #- [ 編集 ]


紫レガさん。こんばんは!後輩を可愛がるキャラなんでしょうね。Uインターでも上に立つべき人間だったんでしょうね。すごい魅力感じます。

確かにワガママと言われると否定できないですね笑。言われるように、それがプロとしては個性として光るということですよね。鈴木に「ざまあみろ」ですか。鈴木の性格を熟知した高田の素晴らしい言葉のチョイスだと思いますね。
[2010/02/04 19:03] URL | H.T #- [ 編集 ]


Fさん。こんばんは!言われるとおり、高田は男の中の男の中の男です笑。高田vsスミス・・不安はありますが、そこを経験してたらヒクソンに勝ったかも・・・プラス思考過ぎですね笑。安生vsチャンプアは良い試合だったので、結果的には良かったですよね。

鈴木とスミスは3回してるんですよね。橋本とホームみたいな感じで、今思えばよい作品ができたなと思えますね。高田まだですかね・・・そろそろリングに笑。
[2010/02/04 19:59] URL | H.T #- [ 編集 ]

TBさせていただきました
気になった話について触れられていた(高田とカズラスキーの件)
ので、TBをさせていただきました。

ご迷惑なようでしたらお手数ですが、削除ください。
[2010/03/02 01:48] URL | naware #- [ 編集 ]


nawareさん。はじめまして。こんばんは!いえ・・・むしろTBありがとうございます。気になってもらえて嬉しいです。今後も目に止まるような記事をアップできればと思います!
[2010/03/02 18:30] URL | H.T #- [ 編集 ]


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